このプロジェクトは2013年の2020年東京五輪開催決定を受けて発足しました。残念ながら構想は実現しませんでしたが、プロジェクトの記録としてこのウェブサイトおよびGoogleドキュメント(趣意書設計ガイドライン)などの関連コンテンツは残してあります。
観光情報インフラ整備計画

観光情報インフラ整備計画

私達は2020年東京五輪の観光体験をデザインし、そのために必要な情報インフラの整備を提案します。

エグゼクティブ・サマリー

このプロジェクトは、日本が「観光立国」として飛躍するためのIT政策を提案します。訪日外国人客に「自分の力で自由に行動するための情報」を提供することによって、より多くの訪日客とインバウンド消費を呼びこむための観光情報インフラ整備計画です。

このプロジェクトのカギは、次世代ウェブ技術リンクト・データ (Linked Data)を、日本中のウェブサイトに導入することです。それによって観光情報の多言語化も同時に実現します。そのために、まずは政府・自治体のウェブサイトをリンクト・データ化することを提案します。

そのカギとなるコンセプトがハイパーピクトグラムです。「1964年の東京五輪で世界に先駆け実用化されたピクトグラムが、2020年の東京五輪で再び世界に先駆けて進化する」というストーリーで、日本が「情報アクセシビリティ先進国」になるチャンスです。

この構想は2020年の東京五輪までに実現・実装できます。しかも、それに終わらず、将来に渡って社会の役に立ちます。情報インフラは、情報化時代の社会共通資本です。高速道路やダムといったインフラと同じように、情報インフラは社会の発展に役立ちます。とくに、イノベーションを促進するインフラになることが期待できます。

このように、政府・自治体が情報インフラに投資する正当性は十分にあると考えます。ゆえに「政策提言」という形で、社会にこのコンセプトを提案していきます。ただし、この投資の担い手は政府・自治体だけではありません。民間企業にも「自社の利益のために」リンクト・データに投資することを呼びかけていきます。

プロジェクトの成果物

このプロジェクトの成果物としては、

  • 観光情報インフラの全体像
  • 観光情報インフラが可能にする観光体験の青写真
  • 観光情報インフラの技術仕様書
  • 観光情報インフラ整備計画の政策提言書(デジタル観光白書)

などを予定しています。

それらの成果物をもとに、政府・自治体や主要企業に大して、実現に向けてのアクションを働きかけます。

カギとなるコンセプト

  1. ハイパーピクトグラムによって、施設情報やイベント情報の「多言語化」「リンクト・データ化」「現実空間とサイバー空間の融合」を一気に実現します。
  2. パブリック・ビューイングのためのオープンデータによって、「観戦したい競技を好きな場所で楽しめるパブリック・ビューイング文化」を振興していく。

このプロジェクトをフォローするには

があります。

問い合わせ先

発起人石橋秀仁メールFacebookでお気軽にコンタクトしてください。どのようなコンタクトも歓迎しています。

キーワード

観光立国、2020年東京五輪、リンクト・オープン・データ (LOD)、社会共通資本、おもてなし、観光体験、ユーザー・エクスペリエンス・デザイン、8K 3Dテレビ、パブリック・ビューイング、訪日外国人、インバウンド・ツーリズム、多言語化・国際化、ピクトグラム、ユニバーサル・ツーリズム、アクセシビリティ

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